2003年最初のコンサートは
偶然にもまたまたコバケン&日本フィルのサンデーコンサートとなった。
場所は池袋の東京芸術劇場。
A席にもかかわらず3階席で、舞台からちょっと遠い。
まずは、モーツアルト「フィガロの結婚」序曲からスタート。
クラシックの演奏会では、指揮者がタクトをおろす直前、ピアニストが最初の音を打鍵する直前は、
何百という客席から一斉に音が消え、
つばを飲み込んだ音すらききとれてしまうのではないかと思うほどの
静けさを味わいたいのだけれど、なんだか最近は
少々客席がざわついていてもはじめてしまうことが多いような気がして、
個人的には少しものたりない。
で、今回もそんな感じ。
曲が曲だけに、ちょっと盛り上がりに欠けるが、
弦が一糸乱れないアンサンブルを聞かせてくれて、やはりうまいなと思う。
で、前半メインの小山美稚恵さんのチャイコフスキーのピアノ協奏曲。
これも彼女の18番で以前もこのコンビで聴いたのだが、
そのときよりは調子がよかったかも。
オケとの呼吸もあっていて、最初から最後まで落ちついた演奏をしてくれた。
この曲ピアノが華やかに超絶技巧を繰り出すのだが、
(楽譜をみても、どうやったらこれが弾けるのかと思ってしまう)
特別苦労も感じさせず、そうといって冷たいわけでもなく、こちらを興奮させてくれる。
何度見てもフィナーレのコーダのところはピアニストの指にくぎ付けになりますね。
さて、休憩。
15分の休憩だとコーヒーをゆっくり飲むひまもない。
まして、供給がおいついていない、、、いい金とるんだから十分用意しておけばいいのに。
後半はオーケストラのメンバそれぞれの面目躍如たるところ。
まずは、ビゼーのカルメン組曲。
クラシックの有名曲なだけに、オケも気合がはいるのかな。
ソロの部分も、合奏の部分もそつなくこなし、盛り上がりも十分だ。
ただ、ジブジーの踊りのところは、歌で聴きたいんですよね。。らっぱだとちょっとしんどい。
ここまで飛ばしてきたので、ラベルの亡き王女のためのパバーヌで一息。
最後はボレロである。
この曲、私は実演ではあまりいい演奏をきいたことはなかった。
曲の終盤になっていきなりフォルテになったり、
半分くらいで大音量になってしまって最後までもたなかったり。
しかし、今回のはうまかった。
オーケストラは後半につれて自然にクレッシェンドし、
最後のカタルシスでちょうど音量MAXになったのがなによりうまい。
いろいろな楽器のソロが目立つ曲は実演のほうが全然おもしろいのは当然ながら、
ちょっとソロがうますぎたのか、楽器の個性がもうひとつでてなかったように感じた。
もっと自己主張してもいい楽器もあるだろうに。チェレスタ全然きこえてないし。。
ブラボーの嵐に答えて、最後の転調前のところからアンコール。
正月早々難しい曲をきいてもしょうがない、楽しくいこうという選曲だが、
全体としては大変気持ちいい演奏会になった。
偶然にもまたまたコバケン&日本フィルのサンデーコンサートとなった。
場所は池袋の東京芸術劇場。
A席にもかかわらず3階席で、舞台からちょっと遠い。
まずは、モーツアルト「フィガロの結婚」序曲からスタート。
クラシックの演奏会では、指揮者がタクトをおろす直前、ピアニストが最初の音を打鍵する直前は、
何百という客席から一斉に音が消え、
つばを飲み込んだ音すらききとれてしまうのではないかと思うほどの
静けさを味わいたいのだけれど、なんだか最近は
少々客席がざわついていてもはじめてしまうことが多いような気がして、
個人的には少しものたりない。
で、今回もそんな感じ。
曲が曲だけに、ちょっと盛り上がりに欠けるが、
弦が一糸乱れないアンサンブルを聞かせてくれて、やはりうまいなと思う。
で、前半メインの小山美稚恵さんのチャイコフスキーのピアノ協奏曲。
これも彼女の18番で以前もこのコンビで聴いたのだが、
そのときよりは調子がよかったかも。
オケとの呼吸もあっていて、最初から最後まで落ちついた演奏をしてくれた。
この曲ピアノが華やかに超絶技巧を繰り出すのだが、
(楽譜をみても、どうやったらこれが弾けるのかと思ってしまう)
特別苦労も感じさせず、そうといって冷たいわけでもなく、こちらを興奮させてくれる。
何度見てもフィナーレのコーダのところはピアニストの指にくぎ付けになりますね。
さて、休憩。
15分の休憩だとコーヒーをゆっくり飲むひまもない。
まして、供給がおいついていない、、、いい金とるんだから十分用意しておけばいいのに。
後半はオーケストラのメンバそれぞれの面目躍如たるところ。
まずは、ビゼーのカルメン組曲。
クラシックの有名曲なだけに、オケも気合がはいるのかな。
ソロの部分も、合奏の部分もそつなくこなし、盛り上がりも十分だ。
ただ、ジブジーの踊りのところは、歌で聴きたいんですよね。。らっぱだとちょっとしんどい。
ここまで飛ばしてきたので、ラベルの亡き王女のためのパバーヌで一息。
最後はボレロである。
この曲、私は実演ではあまりいい演奏をきいたことはなかった。
曲の終盤になっていきなりフォルテになったり、
半分くらいで大音量になってしまって最後までもたなかったり。
しかし、今回のはうまかった。
オーケストラは後半につれて自然にクレッシェンドし、
最後のカタルシスでちょうど音量MAXになったのがなによりうまい。
いろいろな楽器のソロが目立つ曲は実演のほうが全然おもしろいのは当然ながら、
ちょっとソロがうますぎたのか、楽器の個性がもうひとつでてなかったように感じた。
もっと自己主張してもいい楽器もあるだろうに。チェレスタ全然きこえてないし。。
ブラボーの嵐に答えて、最後の転調前のところからアンコール。
正月早々難しい曲をきいてもしょうがない、楽しくいこうという選曲だが、
全体としては大変気持ちいい演奏会になった。
寒い冬の夜はクラシックを聴くにかぎります。
といってもマーラーだのベートーベンだの重いものはだめ。
モーツアルトだとちょっと春っぽい。
やはり、一番はブラームスで、二番はシューベルトかな。
今偶然流れているのは、シューベルトの即興曲。
音もそんなに多くなく、もりあがりも少ないけれど、
pやppでやさしく語りかけてくれる音楽っていうのはシューベルトの独壇場だ。
曲がかわって、ブラームスの「ドイツレクイエム」。80分近い大作である。
ブラームスの交響曲などはわかりやすくて昔から好きでよくきくのだが
このレクイエムだけはなぜかあまり好きになれず、というか、聞いていて退屈で、
とりあえずCDは買っていたもののあまり聞かずにお蔵入りになっていた。
お蔵入りになると、CDは実家に箱づめで保管されてしまうのだが、
年末帰省した際に、なんの気もなくこの曲をかけて聞いてみた。
正直、どうしてこれまでこの曲の良さがわからなかったのだろう、と我ながらあきれた。
ベートーベンの歓喜の歌、モーツアルトのレクイエムにつながる人間賛歌や敬虔な祈りが聞こえてくるではないか。
(ドイツ語はわかりませんが。。)
あっという間の80分が過ぎ、そのCDは実家から我が愛聴盤にすべく一緒にUターンさせることに決定した。
いままでよくわからなかった曲が年を経るとわかるようになるというのが少し実感できた一年の始まりでした。
今年一年もいままでよくわからなったことが少しでも見えてくれる一年にしたいものだ。
といってもマーラーだのベートーベンだの重いものはだめ。
モーツアルトだとちょっと春っぽい。
やはり、一番はブラームスで、二番はシューベルトかな。
今偶然流れているのは、シューベルトの即興曲。
音もそんなに多くなく、もりあがりも少ないけれど、
pやppでやさしく語りかけてくれる音楽っていうのはシューベルトの独壇場だ。
曲がかわって、ブラームスの「ドイツレクイエム」。80分近い大作である。
ブラームスの交響曲などはわかりやすくて昔から好きでよくきくのだが
このレクイエムだけはなぜかあまり好きになれず、というか、聞いていて退屈で、
とりあえずCDは買っていたもののあまり聞かずにお蔵入りになっていた。
お蔵入りになると、CDは実家に箱づめで保管されてしまうのだが、
年末帰省した際に、なんの気もなくこの曲をかけて聞いてみた。
正直、どうしてこれまでこの曲の良さがわからなかったのだろう、と我ながらあきれた。
ベートーベンの歓喜の歌、モーツアルトのレクイエムにつながる人間賛歌や敬虔な祈りが聞こえてくるではないか。
(ドイツ語はわかりませんが。。)
あっという間の80分が過ぎ、そのCDは実家から我が愛聴盤にすべく一緒にUターンさせることに決定した。
いままでよくわからなかった曲が年を経るとわかるようになるというのが少し実感できた一年の始まりでした。
今年一年もいままでよくわからなったことが少しでも見えてくれる一年にしたいものだ。

