しかし感動ものです。
このコンビを生できけるとは、いい身分になったものです。
まだ私が大学のころ、CDは高くて、一枚のCDを選ぶのも躊躇していたころ、
このコンビのCDなら、と繰り返しきいていたころを思い出します。
ラフマニノフの出だしのスピードには呆気にとられたもので。
しかし、二人とも年をとったなあ。
アルゲリッチはいいおばあちゃんだし、
フレイレがいいおじいちゃんだし。
昔のCDのジャケットが、この二人を敵同士かと思わせるものとはえらい違いだ。
まずは、ブラームスのヘンデルの主題による変奏曲、2台ピアノ版。
この曲は大好きな曲なのだけれど、いかんせんピアノ2台ではオーケストラにはかないません。
ちなみに、ピアノ5重奏曲も名曲だが、2台ピアノだと魅力が半減します。
ブラームスは習作のつもりで2台ピアノ版もだしただけで、あまり本気ではなかったのかも。
さすがのアルゲリッチもあまりうまく料理できてないようだ。
私としてはお目当てのラフマニノフの組曲第二番。
あいかわらずのテクニックで、丁丁発止とやりとりしてくれる。
曲の流れとしては、あまり自然な感じではなく、恣意的に作っていく。
が、わざとそういう瞬間を楽しんでいるのが、こちらには伝わってくる。
休憩をはさんで
ルトスワフスキーのパガニーニ変奏曲、10分程度の曲で、
同じパガニーニでもやはりゲンダイオンガクの響きがする。
が、アルゲリッチの鋭いタッチは、不協和音もおもしろい。
これも昔はCDで聞いていたはずなのだが、まるではじめてきく曲のように聞こえる。
シューベルトの連弾曲はちょっと眠気をさそうが、
最後のラベルのラヴァルスは、やっぱりうまい。
これはオーケストラじゃなくても、十分楽しめる。ラベルはいいですなあ。
で、あとはアンコール。
ラベル、ミヨー、チャイコフスキー、そしてラフマニノフ。
4曲もアンコールが聴けるなんて、2万だした甲斐があるというものよ。
終始、アルゲリッチが引っ張るかんじで、ちょっとあってないのかなあ、って感じがした。
私は残念ながら向かって右端の席だったので、アルゲリッチがあまりみえなくて
ずっとフレイレをみていた。
フレイレもなかなかすごいピアニストだということはわかった。
が、譜めくりの方はちょっとつきあいにくそうに見えた。
意外に神経質なのかも。
対して、アルゲリッチは譜めくりの方とは笑顔で対していたから余計にそう感じたかも。
ちなみにこれはすぐにNHKで放送された。
テレビでは二人の指先からみえたし、きちんとそろってきこえた。
やはり、こちらの聴く場所によってずれてきこええていたのかもしれない。
4台ほどのカメラであそこまで鮮明にテレビ撮影できるのだなあと妙なところで感心した。
このコンビを生できけるとは、いい身分になったものです。
まだ私が大学のころ、CDは高くて、一枚のCDを選ぶのも躊躇していたころ、
このコンビのCDなら、と繰り返しきいていたころを思い出します。
ラフマニノフの出だしのスピードには呆気にとられたもので。
しかし、二人とも年をとったなあ。
アルゲリッチはいいおばあちゃんだし、
フレイレがいいおじいちゃんだし。
昔のCDのジャケットが、この二人を敵同士かと思わせるものとはえらい違いだ。
まずは、ブラームスのヘンデルの主題による変奏曲、2台ピアノ版。
この曲は大好きな曲なのだけれど、いかんせんピアノ2台ではオーケストラにはかないません。
ちなみに、ピアノ5重奏曲も名曲だが、2台ピアノだと魅力が半減します。
ブラームスは習作のつもりで2台ピアノ版もだしただけで、あまり本気ではなかったのかも。
さすがのアルゲリッチもあまりうまく料理できてないようだ。
私としてはお目当てのラフマニノフの組曲第二番。
あいかわらずのテクニックで、丁丁発止とやりとりしてくれる。
曲の流れとしては、あまり自然な感じではなく、恣意的に作っていく。
が、わざとそういう瞬間を楽しんでいるのが、こちらには伝わってくる。
休憩をはさんで
ルトスワフスキーのパガニーニ変奏曲、10分程度の曲で、
同じパガニーニでもやはりゲンダイオンガクの響きがする。
が、アルゲリッチの鋭いタッチは、不協和音もおもしろい。
これも昔はCDで聞いていたはずなのだが、まるではじめてきく曲のように聞こえる。
シューベルトの連弾曲はちょっと眠気をさそうが、
最後のラベルのラヴァルスは、やっぱりうまい。
これはオーケストラじゃなくても、十分楽しめる。ラベルはいいですなあ。
で、あとはアンコール。
ラベル、ミヨー、チャイコフスキー、そしてラフマニノフ。
4曲もアンコールが聴けるなんて、2万だした甲斐があるというものよ。
終始、アルゲリッチが引っ張るかんじで、ちょっとあってないのかなあ、って感じがした。
私は残念ながら向かって右端の席だったので、アルゲリッチがあまりみえなくて
ずっとフレイレをみていた。
フレイレもなかなかすごいピアニストだということはわかった。
が、譜めくりの方はちょっとつきあいにくそうに見えた。
意外に神経質なのかも。
対して、アルゲリッチは譜めくりの方とは笑顔で対していたから余計にそう感じたかも。
ちなみにこれはすぐにNHKで放送された。
テレビでは二人の指先からみえたし、きちんとそろってきこえた。
やはり、こちらの聴く場所によってずれてきこええていたのかもしれない。
4台ほどのカメラであそこまで鮮明にテレビ撮影できるのだなあと妙なところで感心した。
せっかくの三連休というのに、天気は雨模様。
渋谷からサントリーホールに向かうバスに乗りこむ。
六本木ヒルズのおかげかどうかわからないが、六本木通りの渋滞で20分後ようやくアークヒルズ前で下車。
昼食をとるタイミングを逸したので、近くのコンビニで大福を買う。
雨を避けつつ、大福片手にサントリーホールに走る。
入り口であいかわらずの大量のチラシをもらい、2階の席に向かう。
本日は、リッカルド・シャイー指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
庄司紗矢香(Vn) を迎えてのコンサート。
ロッシーニ:オペラ『泥棒かささぎ』序曲
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 「ラ・カンパネラ」
ムソルグスキー/ラヴェル:組曲『展覧会の絵』
さすがに、サントリーホールは満員。
一万円を超えるコンサートだがシャツにGパンの私でも違和感ないぐらいカジュアルな雰囲気でよい。
席で、ちらしに目を通していると、周囲が拍手をはじめたので、
舞台に目を移すとコンサートマスタがはいってきた。
そして、ほどなくシャイーも登場。
CDジャケットからもっとスマートな方と思ってましたが、恰幅のいいおじさんでした。
さて、1曲目。あまりよく知らない曲でしたが、ロッシーニは何を聞いても心をはつらつとさせます。
そして、2曲目。パガニーニである。
リストのピアノものほうが有名になっているが、こちらが原曲。
長い序奏のあと、庄司さんのバイオリンはやはり透き通った美音ではいってきます。
カデンツアじゃなくても、ずっと難しい曲なんだろうけど、まったく破綻せず、安定した演奏。
ピアノでもそうですが、生で超絶技巧をみているとどきどきしますが、
彼女は軽々と楽しそうに演奏してくれます。バックのサポートも十分でしょう。
個人的には2楽章、叙情的な楽章が美しくて印象的でした。
この曲は、丸ごとイタリアって感じで、庄司さんにはこちらのほうがあっているように思えた。
少なくても前回のブラームスよりはいい。シベリウスはどうだったのだろう?
鳴り止まない拍手に答えて、バッハじゃなくてイザイのソナタがアンコール。
休憩後は、展覧会の絵。
イタリアのオケがわざわざロシアものを最後にもってくることもあるまいに、と思ったとおり、
ロシアの重さは感じられないが、管とか、打楽器がうまいので、(国内のオケがまだまだだなあ)
後半に向かっての迫力は十分満喫できた。
でも、きっとそのあとのアンコールのほうが彼らの本領。
会場の拍手、そして当の楽団員が、足を踏み鳴らして拍手。
シャイーがほとんど踊りながら指揮台にのり、演奏したのが
プッチーニ、レスピーギ、そしてヴェルディだもの。
これらを演奏しているオーケストラは一体感を感じさせながらも、
一日一人が音楽を十分に楽しでいることが、きいているほうにも伝わってくる演奏であった。
渋谷からサントリーホールに向かうバスに乗りこむ。
六本木ヒルズのおかげかどうかわからないが、六本木通りの渋滞で20分後ようやくアークヒルズ前で下車。
昼食をとるタイミングを逸したので、近くのコンビニで大福を買う。
雨を避けつつ、大福片手にサントリーホールに走る。
入り口であいかわらずの大量のチラシをもらい、2階の席に向かう。
本日は、リッカルド・シャイー指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
庄司紗矢香(Vn) を迎えてのコンサート。
ロッシーニ:オペラ『泥棒かささぎ』序曲
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 「ラ・カンパネラ」
ムソルグスキー/ラヴェル:組曲『展覧会の絵』
さすがに、サントリーホールは満員。
一万円を超えるコンサートだがシャツにGパンの私でも違和感ないぐらいカジュアルな雰囲気でよい。
席で、ちらしに目を通していると、周囲が拍手をはじめたので、
舞台に目を移すとコンサートマスタがはいってきた。
そして、ほどなくシャイーも登場。
CDジャケットからもっとスマートな方と思ってましたが、恰幅のいいおじさんでした。
さて、1曲目。あまりよく知らない曲でしたが、ロッシーニは何を聞いても心をはつらつとさせます。
そして、2曲目。パガニーニである。
リストのピアノものほうが有名になっているが、こちらが原曲。
長い序奏のあと、庄司さんのバイオリンはやはり透き通った美音ではいってきます。
カデンツアじゃなくても、ずっと難しい曲なんだろうけど、まったく破綻せず、安定した演奏。
ピアノでもそうですが、生で超絶技巧をみているとどきどきしますが、
彼女は軽々と楽しそうに演奏してくれます。バックのサポートも十分でしょう。
個人的には2楽章、叙情的な楽章が美しくて印象的でした。
この曲は、丸ごとイタリアって感じで、庄司さんにはこちらのほうがあっているように思えた。
少なくても前回のブラームスよりはいい。シベリウスはどうだったのだろう?
鳴り止まない拍手に答えて、バッハじゃなくてイザイのソナタがアンコール。
休憩後は、展覧会の絵。
イタリアのオケがわざわざロシアものを最後にもってくることもあるまいに、と思ったとおり、
ロシアの重さは感じられないが、管とか、打楽器がうまいので、(国内のオケがまだまだだなあ)
後半に向かっての迫力は十分満喫できた。
でも、きっとそのあとのアンコールのほうが彼らの本領。
会場の拍手、そして当の楽団員が、足を踏み鳴らして拍手。
シャイーがほとんど踊りながら指揮台にのり、演奏したのが
プッチーニ、レスピーギ、そしてヴェルディだもの。
これらを演奏しているオーケストラは一体感を感じさせながらも、
一日一人が音楽を十分に楽しでいることが、きいているほうにも伝わってくる演奏であった。

