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白い犬とワルツを
しばらく前に本屋の平積みでみたことがあるので、話題作だったのだろう。
近くのブックオフで100円だったので購入して読んでみた。
主人公は80近い老人。妻に先立たれ、友人も死んでいくなか、
大勢の子供たちと彼にしかみえない白い犬との生活が淡々と描かれている。
特別な事件も起こらず、登場人物はいわゆる普通の人ばかり。
ドラマ化もされたらしいが、ミステリ流行りの状況ではおもしろかったのかな。
死や葬儀の場面は昨年父を亡くした私にとっては読んでいて痛い部分もあるのだが、
トータルとしては刺激不足で多少退屈な感じ。
しばらく前にアンタイラーの「ホームシックレストラン」という
これまたよくある家族の普通の話を淡々と書いた話を読んだのだが、
海外小説にはこういう主題で小説にする流れがあるのかもしれない。


読書 | 【2005-10-30(Sun) 23:33:23】
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シベリウスとチャイコフスキー
10/21(金)、日本フィルのサントリーホールの定期演奏会におでかけ。
私の楽しみは、本プログラム前半のシベリウスのバイオリン協奏曲の生演奏。
退社間際に仕事がはいりそうでまずい状況になるが、今コンサートは
前半が聞けないと意味がないので、逃げるようにサントリーホールへ。
ソロは竹澤恭子。金曜の夜とはいえ、客席は2/3くらいの入りか。
他でもっと面白い演奏会やってるのだろうか。
彼女のバイオリンは非常に綺麗な音だけど、たくましい感じ。
でもオケも気合がはいっていて、素直にいい演奏だと感じた。
最初CDで初めてきいたとき、あまりに盛り上がらない演奏だったので、
途中で寝るかもと心配していたが、今回は
最後まで意識が演奏にひきつけられるほど、集中して曲の世界にはいってしまっていた。
ブラボーでした。ブラームスよりこっちのほうが好きになりそう。

後半はチャイコフスキーの一番のシンフォニー。こちらも久々に通しで聞いたが、
無理に盛り上がらせず、淡々と進んでいくのが逆に好印象。
アンコールはなかったけれど前後半とも拍手喝采。
この季節に北欧とロシアを感じてしまったのでぐっと寒さが身にしみましたが、
よいコンサートのあとはひとりでに笑みがこぼれてしまいます。


コンサートレビュー | 【2005-10-21(Fri) 23:31:45】
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