錦糸町にあるすみだトリフォニーホールへ
大阪シンフォニカー交響楽団の東京公演を聴きにでかけた。
このオケは普段は大阪を拠点に活動しているが、
本ホールで開催している地方都市オーケストラフェスティバルの一環で
東京まできたようだ(しかし、大阪が地方都市扱いとはね)
本オケはもちろん初聴だが、すみだトリフォニーホールも私は
初めての訪問になる。
1Fが結構大きいが、その割には1Fの後ろのほうでも、
舞台との距離がそれほど遠くは感じないつくりのようだ。
15時始まりだが、最近はプレトークがはやりなのか、
始まる30分前の14時30分に指揮者が今回演奏するブラームスの話をしていた。
「ブラームスの第4番といえばブラームスの枯淡の味わいといわれることが多いが
まだ40代のブラームスだから若々しく演奏してもいいだろう」という話。
しかし、開演前なので、客席をいったりきたりする人がおおいので
まじめに話ができる環境ではない。話しにくいだろうなぁと幾分同情。
さて、冒頭はデ=メイの「祝典ファンファーレ」
本楽団が委嘱した5分ほどの金管のための曲。確かにファンファーレのみ
としかいいようがない。しかし、思いのほか大拍手。
そして、ここからブラームス
まずは「大学祝典序曲」
ブラームスにしては気楽に作った作品だろう。私も久々にきく。
FMエアチェックでカセットに録音して繰り返して聴いたことを
懐かしく思い出した。
クラシックのききはじめのころはこのように割と短めで、
メロディーが覚えやすく、快活な曲を聴いていたものだ。
演奏自体は若い人が多いからか、演奏にはりがあって、威勢がよい。
少々のずれはきにせず、思い切って音をだしているのは好感がもてる。
フライングの拍手なんて久々にきくが、ここでブラボーがでた。
そして、竹澤恭子をソリストで迎えた「ヴァイオリン協奏曲」
彼女のテクニックは本物で、たまにはずすことはあっても
全体としてはこの難曲を丁寧にひきこなしており、安心して聴いていられる。
カデンツアも安定しているが、ちょっとクールすぎかもしれない。
再現部あたりはもうすこし叙情的な表情をつけてもよいと感じる。
でも、オケは彼女に引っ張られていたように感じる。
とくに第二楽章あたりになってくると、他の楽器もヴァイオリンと
競争しないとおもしろくないのだが、ちょっと相手にならない感じ。
第三楽章は2番のピアノコンチェルトの最終楽章くらい陽気で
楽天的な音楽。ここはヴァイオリンもオケもは華々しく演奏し、すごい拍手。
ブラボー隊がどこかにいそうだな。
休憩をはさんで、交響曲第4番である。
この曲こそブラームスで、第1楽章から第4楽章まで
心地よいが、短調に傾きがちなメランコリックなメロディーがあふれ、
とくに第4楽章など、冒頭の動機から音楽がつみあがっている様は
何度聴いても感心するのだが、さて、今回は
第一楽章、中声部の伴奏に最初違和感があったものの、
聴いているうちに、気にならなくなり、フィナーレにすすむにつれ、
このオケの前進するエネルギーが表面にでてきた。
とはいえ、この曲はやはり押しまくるだけではだめで、
4楽章など、パッサカリアという古い形式を使っているのだから、
あまりにロマンティックだと曲のイメージがちょっと違う感じ。
私的にはもう少し厳格なものを感じたいところ。
一番のように最後にむかって単純にもりあがっていくわけではなく、
すこしもりあげて、また静かになって、またもりあがりかけて、という風に
なってしまはないで、静かなところで緊張感をもりあげてくれればなぁ
とはいえ、何度きいてもいい曲です。
またまた大拍手。ずいぶんフリークがいるようだ。
アンコールは静かにバッハ。ブラームス尽くしだったから、
最後もハンガリー舞曲のほうがもりあがっただろうに。なんでだろ。
終演は17時30分。夕食は、ホールの隣のマリオットホテル内の
イタリアンレストランでディナーバイキングにする。
ちなみにコンサートはA席3000円でバイキングは5000円
8000円の楽しみとしては上出来な一日か。
大阪シンフォニカー交響楽団の東京公演を聴きにでかけた。
このオケは普段は大阪を拠点に活動しているが、
本ホールで開催している地方都市オーケストラフェスティバルの一環で
東京まできたようだ(しかし、大阪が地方都市扱いとはね)
本オケはもちろん初聴だが、すみだトリフォニーホールも私は
初めての訪問になる。
1Fが結構大きいが、その割には1Fの後ろのほうでも、
舞台との距離がそれほど遠くは感じないつくりのようだ。
15時始まりだが、最近はプレトークがはやりなのか、
始まる30分前の14時30分に指揮者が今回演奏するブラームスの話をしていた。
「ブラームスの第4番といえばブラームスの枯淡の味わいといわれることが多いが
まだ40代のブラームスだから若々しく演奏してもいいだろう」という話。
しかし、開演前なので、客席をいったりきたりする人がおおいので
まじめに話ができる環境ではない。話しにくいだろうなぁと幾分同情。
さて、冒頭はデ=メイの「祝典ファンファーレ」
本楽団が委嘱した5分ほどの金管のための曲。確かにファンファーレのみ
としかいいようがない。しかし、思いのほか大拍手。
そして、ここからブラームス
まずは「大学祝典序曲」
ブラームスにしては気楽に作った作品だろう。私も久々にきく。
FMエアチェックでカセットに録音して繰り返して聴いたことを
懐かしく思い出した。
クラシックのききはじめのころはこのように割と短めで、
メロディーが覚えやすく、快活な曲を聴いていたものだ。
演奏自体は若い人が多いからか、演奏にはりがあって、威勢がよい。
少々のずれはきにせず、思い切って音をだしているのは好感がもてる。
フライングの拍手なんて久々にきくが、ここでブラボーがでた。
そして、竹澤恭子をソリストで迎えた「ヴァイオリン協奏曲」
彼女のテクニックは本物で、たまにはずすことはあっても
全体としてはこの難曲を丁寧にひきこなしており、安心して聴いていられる。
カデンツアも安定しているが、ちょっとクールすぎかもしれない。
再現部あたりはもうすこし叙情的な表情をつけてもよいと感じる。
でも、オケは彼女に引っ張られていたように感じる。
とくに第二楽章あたりになってくると、他の楽器もヴァイオリンと
競争しないとおもしろくないのだが、ちょっと相手にならない感じ。
第三楽章は2番のピアノコンチェルトの最終楽章くらい陽気で
楽天的な音楽。ここはヴァイオリンもオケもは華々しく演奏し、すごい拍手。
ブラボー隊がどこかにいそうだな。
休憩をはさんで、交響曲第4番である。
この曲こそブラームスで、第1楽章から第4楽章まで
心地よいが、短調に傾きがちなメランコリックなメロディーがあふれ、
とくに第4楽章など、冒頭の動機から音楽がつみあがっている様は
何度聴いても感心するのだが、さて、今回は
第一楽章、中声部の伴奏に最初違和感があったものの、
聴いているうちに、気にならなくなり、フィナーレにすすむにつれ、
このオケの前進するエネルギーが表面にでてきた。
とはいえ、この曲はやはり押しまくるだけではだめで、
4楽章など、パッサカリアという古い形式を使っているのだから、
あまりにロマンティックだと曲のイメージがちょっと違う感じ。
私的にはもう少し厳格なものを感じたいところ。
一番のように最後にむかって単純にもりあがっていくわけではなく、
すこしもりあげて、また静かになって、またもりあがりかけて、という風に
なってしまはないで、静かなところで緊張感をもりあげてくれればなぁ
とはいえ、何度きいてもいい曲です。
またまた大拍手。ずいぶんフリークがいるようだ。
アンコールは静かにバッハ。ブラームス尽くしだったから、
最後もハンガリー舞曲のほうがもりあがっただろうに。なんでだろ。
終演は17時30分。夕食は、ホールの隣のマリオットホテル内の
イタリアンレストランでディナーバイキングにする。
ちなみにコンサートはA席3000円でバイキングは5000円
8000円の楽しみとしては上出来な一日か。

