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東京フィルハーモニーのサントリー定期開幕
今年度の東京フィルハーモニー交響楽団のサントリー定期が始まった。
クラシックコンサート暦は長いけれど、年間通しての会員になったのは、
今回が初めて。コンサートにいくと大量にもらえるちらしをみながら、
名曲ばかりでも知らない曲ばかりでもないバランスとれた選曲が気に入り、
申し込んだ次第。演奏自体もこれまで悪い印象がなかったし。

さて、第一回の今夜は指揮者は若杉弘さんで
前半はプフィッツナーの「パレストリーナ」より3つの前奏曲で、
後半はブルックナーの交響曲第7番というプログラム。
プフィッツナーはさすがに聴いたことがなかったが、後半にブルックナーを
もってくる位だからそう長い曲でもあるまい、と想像していたとおり、
配布されたプログラムの解説をみると約23分との表記だった。
プフィッツナーはR.シュトラウスと同時代のドイツの作曲家だが、
シュトラウスがわりとわかりやすいのに比べると、彼の曲はなんとも渋い。
内面的、苦悩、悲劇的、慰めとかという言葉が並べられても
同じ形容詞を使えるベートーベンやブラームスとは明らかに違う音楽。
もっと真面目で深刻で陰気な感じ。
でも、演奏はしっかりしていて、聴衆のブラボーは納得感があった。

前半少し眠ってしまったので400円のコーヒー
(いまどき立席でこの値段は高い)を飲んでブルックナーに備える。
第7番はブルックナーにしては全体通して、メロディアスで聴きやすい曲だ。
実演は初めてだが、
CDだと聞こえてこない原始霧がきっちり聞こえてきて、
これがブルックナーの世界か、と改めて感じ入った次第。
でもバイオリニストはひきづらそうだ。
そして、その上にゆっくりとメロディーがのってくる。
最初はバイオリンじゃなく、ビオラか。少しづつ楽器をかえながら
ゆっくりクライマックスを形作る。大編成の割には色彩感は乏しいが、
これがブルックナーの世界である。
そして、第二楽章。こちらも何度聴いても感動的な楽章だ。後半、
金管がもっと丁寧に演奏してほしいんけど、精一杯ってところだろうか。
金管にしても弦にしても、みていると結構演奏が大変そうで、
その割にはこの大変さが個々には報われていないところがあるように感じた。
でも、全体としては立派な体をなしているのだが。

このあと、第三楽章、第四楽章と続くが私的にはあまりおもしろくないところで
この曲は第二楽章で終わってもいいかなと思ってしまうのはいつものことだ。
しかし、こちらももちろん演奏は丁寧だった。
あまりに感情的にならないのがこのオケ(指揮者?)の特長なんだろう。
この曲のあとはさすがにアンコールはなく、名残りおしいが会場をあとにする。

演奏とは違うが、今回もらった解説書(国内のは無料なのがうれしい)
は、非常に詳しく、他のオケでもらえるちらしみたいな簡素な解説書は問題外としても、
CDの楽曲解説などよりはるかに内容豊富で玄人向けではないかと思えるほど。
とくにオーチャードホールで演奏する「復活」の説明は読み応えがある。
これはこれで感心してしまった。








コンサートレビュー | 【2006-04-23(Sun) 21:03:14】
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FF−X2 エンディング
さすがに発売日に並んで、徹夜してプレイするほどの
若さはなくなってきたものの、
やはりFFシリーズは外すわけにはいきません。

ということで、購入してほぼ一ヶ月、FF12をようやくクリアー。
毎度のことながら、戦闘システムが新しくなっていて、
それに慣れるのに最初はとまどい、前半苦しいボス戦もあったが、
システムに慣れてからの後半からは意外にさくっとすすみ、
あれよあれよというまにエンディングへ。
ただ、私の場合、最後まで召還獣もミストナックも活躍の場がなく、
シナリオも悲劇性をうちだしてはいるが、
グッと感じさせるところがない平坦なもので、
ダンジョンが長く、クリアに80時間もかけた割には
エンディングの爽快感はかけていた。
だが、アニメーションの秀逸さと全体的なバランスのよさは流石だ。
なんだかんだいいながら最後までやってしまっているのだから。

とはいうものの、今回はまた、やりこみ要素がすごく多い。
召還獣やミストナックのエフェクトもみていないし、
隠れている召還獣の探索もある。
そして、本線とは異なるクエストやモブ討伐などもいろいろある。
しばらくは楽しませてくれそうだ。

日記 | 【2006-04-16(Sun) 11:02:34】
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ミューザ川崎でキーシンを聴く
高校時代の友人から「4/12 ミューザ川崎でキーシンのコンサートの招待券が手に入ったからいかないか」とのメールがコンサートの3日前にきて、
以前から生で聴いてみたかったので、渡りに船と喜んででかけることにした。
心配なのは、会社を定時にひきあげて川崎までまにあうかどうか
だったが、なんとかセーフ。

前半は、ベートーベンのピアノソナタ3番と「告別」
後半は、ショパンのスケルツオ全曲という名曲で構成されたプログラムは
予習していかなくても問題のがありがたい
(これがバーバーだの、ヴラロボスとかなるといきなりきくのはきつい)
席は2階席の中央で、ピアノの真正面で、指使いもみえるくらい
いい席で、ただで聴けるのがなんだか申し訳ない感じがした。

さて、キーシン登場。
ベートーベンの3番は久々にきいたが、初期とは思えない構成の強さと
後期を思わせる第二楽章に、純粋にこの曲のよさを再発見できた。
キーシンの音楽も常にコントロールされており、
速い部分だけでなく、ピアニシッモの音楽も十分聞かせる曲づくりをしていた。
そして、告別。こちらも聴きしにまさるうまさに感動。
興奮さめやらぬまま前半終了。

後半のショパンは、ベートーベンよりさらにテクニックが光る。
こちらもショパンというよりはキーシンそのものが表にでている演奏。
時間がたてば立つほど演奏に勢いがついてきて、
第一番のコーダ、そして、第二番の中盤あたりからアッチェレランドをきかして
たたみかけてくるときも、最後まで破綻することなく弾き切って、
会場全体からのためいきが聞こえるようだった
テクニック偏重とかいって、音楽がついてこないような演奏は問題だろうが、
やり直しのきかないリサイタルの場でここまで完璧だとだれも文句はつけられまい。
あっというまに4曲のスケルツオが終わり、会場は万雷の拍手に包まれていた。

さて、怒涛の拍手のあとは、第三部とでもいったほうがいいだろう、
アンコールラッシュで今回は8曲、コンサート終わったのが10時。
シマノフスキのエチュードもよかったが、その後のショパンの10−4のエチュード、
リストのハンガリー狂詩曲10番とか、技巧のさえをみせつけるところなど
みかけによらず彼はショーマンなのだろう。

帰りの時間をきにしてか、客はほんの少しづつ帰りはじめるが、
基本まだまだ拍手はなりやまず、仕方ないな、とう感じで
静かに、ショパンやブラームスのワルツ、バッハなどロマンティックな静かな曲も
とりいれつつ計8曲のアンコールで楽しませてくれた。

キーシンの日本公演はこれが皮切りで、このあと日本各地全6回ある模様。
生で聴き、見る醍醐味を感じられたコンサートだった。



コンサートレビュー | 【2006-04-16(Sun) 10:32:30】
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