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秋の日のブラームス
東京芸術劇場まで読売日響のコンサートにでかける

指揮はエド・デ・ワールド
ブラームス:大学祝典序曲
シューマン:ピアノ協奏曲(ピアノ:エリック・ル・サージュ)
ブラームス:交響曲第二番
という割と無難なプログラム。
全部ブラームスよりはメリハリがあるかも。

シューマンの協奏曲でソロをひくル・サージュは
プーランクの室内楽のCDで聞いて知っている位で、
生は初めて。長身で割と若い。
経歴を見るとシューマンコンクールで優勝とあるから、
こちらのほうがスペシャリストかも。

で、演奏スタート。結構落ち着いた演奏で、
オケもしっかりあわせていて、
ピアノとオケが溶け合って、全
体として非常にバランスのよい演奏になっていた。
第三楽章のアルペジオの連続はシューマンの執拗なところが
よくあわれているところで、もっと盛り上げてもよさそうだけど、
どこまでも丁寧で冷静でちょっと物足りなかった。
手に汗握るという演奏でない分、
第二楽章などは一瞬気を失ってしまっていた。
あまりに美しく流れた演奏だと気持ちよすぎて寝てしまうようだ。
(昼ご飯をたべたばかりというのもあるが)
そういえば昔内田光子のベートーベンの3番のコンチェルトを
聞いたときも寝てしまったな。。
アンコールはシューマンのダビッド同盟舞曲集から。
この作品集も久々にきいてみたくなった。

さて、後半はブラームスの2番
ブラームスという作曲家は多作の割には駄作がなくて、
(こう思えるのはあとはショパンくらいか)
この交響曲は4曲ある交響曲のなかでも私がもっとも好きな曲。
他の交響曲に比べて構成より歌にあふれているところが
聞いていて心地よいのだが、
今回しっかり構成も聞き、改めてブラームスの熟練の腕を感じる。
でも、第一番と同様、第一楽章と第四楽章に比べて
中間楽章がちょっと弱いな。

前半と同様、全体のバランスを考えた演奏スタイルで、
とくに弦はよい。
しかし、このオケも管が弱い。ホルンの音程の甘さがね。。。
第一楽章の終盤とか管が目立つので余計だ。
ただ第四楽章は盛り返してきたかも。
とくにアッチェレランドをかけたわけではないが、
コーダからの盛り上がりはうまかった。
拍手、ブラボーがあふれていた。
アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第一番。やはりね。

本コンサートはテレビカメラがはいっていて、
深夜に放映されるみたい。
テレビだとどんな風に聞こえるかちょっと楽しみ。


コンサートレビュー | 【2006-11-04(Sat) 22:50:21】
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タワーレコードでものだめ祭り
ドラマ「のだめカンタービレ」では
第三回が終わり、千秋が指揮者としてオケを振る
最初のクライマックスへ、ストーリーが進んでいる。
BGMも目新しいものはなく、ぶっとんだところが少なくなっている
これまでとの違和感は、演出が変わっているからなのだろうか。
それはさておき、

渋谷のタワーレコードもクラシックのフロアの一角が
「のだめカンタービレ」ワールドになっており、
関連書籍、関連CDを購入すると懸賞に応募できるようになっている。

会社帰りに久々にタワーによったのも、のだめ効果で、
ドラマで、千秋がヴィエラ先生を回顧するときに流れる
ドボルザークの「チェコ組曲」をゲットするため。
ドボルザークの交響曲の一部かなと思っていたのだが、
インターネットで上記曲目であることがわかったので、
急いで買いに来た。
(都心から外れたCDショップでおくほどメジャーな曲でもなかった)

せっかくのだめコーナーがあっても陳列されていないので、
作曲家別の棚にいってようやく輸入盤を見つけた。
そこまでして買う人ばかりとも限らないので、
こういうのを早くCDでださないと機会損失だ。
とレコード会社が気づいてほしいところ。
いずれにせよ、このCDを買っても懸賞には応募できないのだが。。

「チェコ組曲」を聴きはじめ、
同CDに入っている交響詩だかと聞き続ける。
そのあと、うちのCD棚で箱をあけられるのを待っていたドボルザークの交響曲全集からこれまで聞いていない
1番や、5番、6番、7番だと聞き進める。
有名な8番、9番やチェロ協奏曲に勝るとも
劣らないメロディーがあふれていて、
これまで泥臭いと感じて敬遠していた反動で、
ドボルザーク再評価が私のなかで始まってしまった。
彼にはブラームスが嫉妬した才能が確かにあるな、と。

ちなみに、のだめ効果で買ったもう一枚は
ナイジェルケネディの弾くエルガーのバイオリン曲集。
コミックで取り上げていたバイオリンソナタは情熱的だが、その他の小品(作品15とか)もロマンチックですごくよい。
有名な「エニグマ」より好きになれるかもしれない。

CDレビュー | 【2006-11-02(Thu) 23:44:38】
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