いつもの年なら、実家でおせち料理をつまみながら、
ぐうたらすごしているのだが、
今年は、近くのイトーヨーカドーまで正月料理を買出し。
正月といっても、店が休むわけではないので、
あえて食料を買い込む必要はない、とわかっているのだが、
店内には、おせち料理をはじめ、魚、肉が豪華に並んでいるのをみると、
そして、かごいっぱいに買い込んでいる周囲の客をみていると、
「一人でも正月くらい正月らしいものをたべなきゃな」とか思ってしまうから不思議だ。
で、煮物とか赤飯とか多少は日持ちのするものを
50%オフになるまで待って、買って帰る。
刺身は量が多すぎで一人では食いきれないのであきらめた。
何をするでもなくテレビをつける。
NHKでは恒例の第九をやっていて、割といい演奏なので最後までみてしまった。
ソリストは4人とも外国人の方だ、第9特需のでかせぎかなあ。
一方では、紅白をやっている。
演歌を知らないのはいつものことだが、若い人の曲も全然知らない。
ヒット曲なるものはとうに日本からなくなっているのだが、
どだい歌も下手だし、いい曲もないし、
かといって演出が光っているわけでもなかったが、最後までみてしまう。
途中女性のダンサーがヌードになって、NHKもやるなあ(結局はボディースーツ)
と思ったら、案の定、苦情の電話がすごかったようだ。でも確信犯なんだろうな。
チャネルを変えると民放で
渋谷のジルベスタコンサートの生中継をしている。
0時丁度に、曲が終わるように演奏する、というのはちょっとすごい。
本家のジルベスタコンサートを録画予約。来年も無事にすごせますように。
ぐうたらすごしているのだが、
今年は、近くのイトーヨーカドーまで正月料理を買出し。
正月といっても、店が休むわけではないので、
あえて食料を買い込む必要はない、とわかっているのだが、
店内には、おせち料理をはじめ、魚、肉が豪華に並んでいるのをみると、
そして、かごいっぱいに買い込んでいる周囲の客をみていると、
「一人でも正月くらい正月らしいものをたべなきゃな」とか思ってしまうから不思議だ。
で、煮物とか赤飯とか多少は日持ちのするものを
50%オフになるまで待って、買って帰る。
刺身は量が多すぎで一人では食いきれないのであきらめた。
何をするでもなくテレビをつける。
NHKでは恒例の第九をやっていて、割といい演奏なので最後までみてしまった。
ソリストは4人とも外国人の方だ、第9特需のでかせぎかなあ。
一方では、紅白をやっている。
演歌を知らないのはいつものことだが、若い人の曲も全然知らない。
ヒット曲なるものはとうに日本からなくなっているのだが、
どだい歌も下手だし、いい曲もないし、
かといって演出が光っているわけでもなかったが、最後までみてしまう。
途中女性のダンサーがヌードになって、NHKもやるなあ(結局はボディースーツ)
と思ったら、案の定、苦情の電話がすごかったようだ。でも確信犯なんだろうな。
チャネルを変えると民放で
渋谷のジルベスタコンサートの生中継をしている。
0時丁度に、曲が終わるように演奏する、というのはちょっとすごい。
本家のジルベスタコンサートを録画予約。来年も無事にすごせますように。
仕事は昨日でとりあえずおわったが、
年末年始もマシンののメンテで待機を要請されているので、
今年は実家に帰省せず、自宅でのんびりすごすことに決まった。
親は実家からみかんとか送ってくるので、
そのかわりといってはなんだが、親や親戚にお年玉を
現金書留で送り、年賀状の準備を始めた。(ようやくだ)
外出ついでに、うちのそばの映画館をのぞくと、
「敬愛なるベートーベン」という映画が本日最終日ということなので、
ナイト時間にあわせてみにいくことにした。(1200円)
観客はちらほら。最終日だからかな。
今年はモーツアルト年だけど、
のだめ効果でベートーベンの7番も大当たりらしいので、
ようやくベートーベンも復権してきたか。
ベートーベンの死をみとる女性の回顧からスタート。
BGMが「大フーガ」これは重い。
第9の写譜のために、ベートーベン宅を訪れたのがその彼女。
女だと馬鹿にしていた彼だったが、
彼女のおかげで第9の公演が大成功に終わる。
ベートーベンの偏執的な性格が災いして、
甥カールとか、彼女の恋人、そして彼女ともよい人間関係がとれず、
第9のあとの「大フーガ」は先鋭すぎで聴衆にもうけいれられず、
孤独(孤高のほうがいいか)になる様子が描かれている。
難聴にしては普通に会話しているのも違和感を感じるけれど、
要は、第9の成功の裏には、彼を支えた一人の女性がいた。という話。
全体的には中途半端で、「アマデウス」には遠く及ばない。
ただ、今年は聞かずに過ごしそうな
第9を長時間、それも結構いい演奏で、映画館のドルビーサウンドで聞けたのでよしとしよう。
しかし、神の声をきけた作曲家たちの生涯、そして晩年とは
いわゆる幸せから遠く離れていることか。
ちなみに、クラシックはやはり西洋人がするとさまになるなあ。
と改めて感じた次第。
年末年始もマシンののメンテで待機を要請されているので、
今年は実家に帰省せず、自宅でのんびりすごすことに決まった。
親は実家からみかんとか送ってくるので、
そのかわりといってはなんだが、親や親戚にお年玉を
現金書留で送り、年賀状の準備を始めた。(ようやくだ)
外出ついでに、うちのそばの映画館をのぞくと、
「敬愛なるベートーベン」という映画が本日最終日ということなので、
ナイト時間にあわせてみにいくことにした。(1200円)
観客はちらほら。最終日だからかな。
今年はモーツアルト年だけど、
のだめ効果でベートーベンの7番も大当たりらしいので、
ようやくベートーベンも復権してきたか。
ベートーベンの死をみとる女性の回顧からスタート。
BGMが「大フーガ」これは重い。
第9の写譜のために、ベートーベン宅を訪れたのがその彼女。
女だと馬鹿にしていた彼だったが、
彼女のおかげで第9の公演が大成功に終わる。
ベートーベンの偏執的な性格が災いして、
甥カールとか、彼女の恋人、そして彼女ともよい人間関係がとれず、
第9のあとの「大フーガ」は先鋭すぎで聴衆にもうけいれられず、
孤独(孤高のほうがいいか)になる様子が描かれている。
難聴にしては普通に会話しているのも違和感を感じるけれど、
要は、第9の成功の裏には、彼を支えた一人の女性がいた。という話。
全体的には中途半端で、「アマデウス」には遠く及ばない。
ただ、今年は聞かずに過ごしそうな
第9を長時間、それも結構いい演奏で、映画館のドルビーサウンドで聞けたのでよしとしよう。
しかし、神の声をきけた作曲家たちの生涯、そして晩年とは
いわゆる幸せから遠く離れていることか。
ちなみに、クラシックはやはり西洋人がするとさまになるなあ。
と改めて感じた次第。
とうとう終わってしまったか。
我ながらいままで、ここまではまったドラマはなかった。
この3ヶ月、「のだめ」中心の生活だったもので、
これから何を楽しみに過ごせばいいんだろう、とちょっと虚脱感。
原作ありのドラマ化で、原作どおりのシナリオでかつ原作以上の演出、
そして、主役脇役の芸達者ぶりに、
正直、フジ月9を見直してしまった。
さて、ドラマも終わったことだし、
来年こそ、中断しているピアノを再開するぞ。とか決意し、
楽譜を引っ張りだしてショパンなんぞひいてみたが、
全然指がまわらない。(ゲームだこがあるわけでもないが)
レッスンにいくとしたら、
最初はなんか弾いてみることになると思うが、
これでは、何ももっていけない。。。
正月中に、通しで弾ける曲をなんとか準備して練習しておかないとな。。
我ながらいままで、ここまではまったドラマはなかった。
この3ヶ月、「のだめ」中心の生活だったもので、
これから何を楽しみに過ごせばいいんだろう、とちょっと虚脱感。
原作ありのドラマ化で、原作どおりのシナリオでかつ原作以上の演出、
そして、主役脇役の芸達者ぶりに、
正直、フジ月9を見直してしまった。
さて、ドラマも終わったことだし、
来年こそ、中断しているピアノを再開するぞ。とか決意し、
楽譜を引っ張りだしてショパンなんぞひいてみたが、
全然指がまわらない。(ゲームだこがあるわけでもないが)
レッスンにいくとしたら、
最初はなんか弾いてみることになると思うが、
これでは、何ももっていけない。。。
正月中に、通しで弾ける曲をなんとか準備して練習しておかないとな。。
本日から、東京国際フォーラムで「のだめカンタービレ」祭りを
開催中という情報を得て、世の中のクリスマス気分を一緒に感じるため、
久々に東京、有楽町まで。
会場の一角でのだめフェアを発見。
なかでは、原作にでてきた料理を注文できるカフェがあり、
コミック、テレビで使用したクラシックのCD販売、
その他、楽器コーナー、マングースと写真撮影できるスポットとか。
無料とはいえ、全体としてはいまいちの企画。
かすかに、出演者とかサプライズででたりして、とか思っていたが気配すらない感じ。
客の入りのもうひとつなのも理解できるレベルだった。
有楽町のビックカメラでPlayStation3の入荷の呼び声に後ろ髪をひかれつつ、
新宿にでかけることにする。
新宿のビックカメラはDSLiteの列がすごい。(まだ買えていない人がこんなにいるのか)
店の中も、プレゼントを買う客の群れで人酔いしそうな勢いだ。
欲しいものがあったが、レジ待ちするのもいやなのでなにもかわずにでた。
多少早いが、ディナーにしようと、
普段は土曜の6時でもがらがらのフレンチレストランにいってみるが、
さすがにクリスマスで、予約客でいっぱいではいれず。
仕方なく居酒屋でディナーをとる。居酒屋は結構すいていた。
帰りにパステルのクリスマスケーキを買って自宅でディナーを締めた。

開催中という情報を得て、世の中のクリスマス気分を一緒に感じるため、
久々に東京、有楽町まで。
会場の一角でのだめフェアを発見。
なかでは、原作にでてきた料理を注文できるカフェがあり、
コミック、テレビで使用したクラシックのCD販売、
その他、楽器コーナー、マングースと写真撮影できるスポットとか。
無料とはいえ、全体としてはいまいちの企画。
かすかに、出演者とかサプライズででたりして、とか思っていたが気配すらない感じ。
客の入りのもうひとつなのも理解できるレベルだった。
有楽町のビックカメラでPlayStation3の入荷の呼び声に後ろ髪をひかれつつ、
新宿にでかけることにする。
新宿のビックカメラはDSLiteの列がすごい。(まだ買えていない人がこんなにいるのか)
店の中も、プレゼントを買う客の群れで人酔いしそうな勢いだ。
欲しいものがあったが、レジ待ちするのもいやなのでなにもかわずにでた。
多少早いが、ディナーにしようと、
普段は土曜の6時でもがらがらのフレンチレストランにいってみるが、
さすがにクリスマスで、予約客でいっぱいではいれず。
仕方なく居酒屋でディナーをとる。居酒屋は結構すいていた。
帰りにパステルのクリスマスケーキを買って自宅でディナーを締めた。

現在読んでいる重松清の「疾走」の上巻がそろそろ読み終わるので、
町田のブックオフまで下巻を探しにでかける。
重松清は今、ちょっとしたブームだが、内容は重い。
サラリーマンが主人公の「流星ワゴン」はまだ救いが感じられたが、
子供のいじめがからんだ本作は長編で、
緊張感を持続したままよみすすめるのは結構きついものがある。
同じテーマでも「ナイフ」のように短編なら一気に読めるのだが。
ブックオフでは100円均一にはなく仕方なく半額の棚で手をうつことにした。
その他諸々1000円分古本を購入した。しばらくは読む本に苦労しないだろう。
帰りはロコモコをだす店で昼食。両隣の客がタバコを吸うのに耐えながらの食事。
ハワイ自体今はどこも禁煙のはずなのだがな。
帰宅して、テレビをつけたら偶然にも日本音楽コンクール本選のダイジェストが
NHKでやっていたので、結局2時間みてしまった。
バイオリンで優勝した高校生がうまいなと思ったら案の定優勝。
作曲部門は、まだこんな音楽やってるんだなあという感じ。
常識的なクラシックファンはこういう音楽でも表立って非難することはないだろうけど、
その分メジャーとして評価する時期がくるような気がしないな。聴衆もいやに少ないし。
ピアノ部門、一人2、3分の映像だけで聞いただけではなんともいえないけれど、
本選の4人ともまあまあだなあという感想。
モーツアルトで優勝はないなと思ったら、
優勝はラフマニノフの一番の協奏曲をひいた男性。技術点が評価された感じかな。
私はパガニーニラプソディーを弾いた女性がいいと思ったが、
審査員での評価は4人の中で最下位で入賞すらのがしていた。
しかし、聴衆賞はゲット。他の部門は聴衆賞と優勝者ってだいたい同じなのに、
ここまで評価に差異がでるピアノ部門というのもおもしろい。
ピアニストのキャリアとして聴衆賞って意味がないかもしれないけれど、
聴衆あってのピアニストだから彼女も満足かも、とか勝手に感じた。
そういえば、このピアニストが舞台にでるとき、指揮の飯森範親氏が彼女に
のだめカンタービレのようだ、とかいっていたのがちょっと笑った。
プロにまで浸透しているとはおそるべし。
町田のブックオフまで下巻を探しにでかける。
重松清は今、ちょっとしたブームだが、内容は重い。
サラリーマンが主人公の「流星ワゴン」はまだ救いが感じられたが、
子供のいじめがからんだ本作は長編で、
緊張感を持続したままよみすすめるのは結構きついものがある。
同じテーマでも「ナイフ」のように短編なら一気に読めるのだが。
ブックオフでは100円均一にはなく仕方なく半額の棚で手をうつことにした。
その他諸々1000円分古本を購入した。しばらくは読む本に苦労しないだろう。
帰りはロコモコをだす店で昼食。両隣の客がタバコを吸うのに耐えながらの食事。
ハワイ自体今はどこも禁煙のはずなのだがな。
帰宅して、テレビをつけたら偶然にも日本音楽コンクール本選のダイジェストが
NHKでやっていたので、結局2時間みてしまった。
バイオリンで優勝した高校生がうまいなと思ったら案の定優勝。
作曲部門は、まだこんな音楽やってるんだなあという感じ。
常識的なクラシックファンはこういう音楽でも表立って非難することはないだろうけど、
その分メジャーとして評価する時期がくるような気がしないな。聴衆もいやに少ないし。
ピアノ部門、一人2、3分の映像だけで聞いただけではなんともいえないけれど、
本選の4人ともまあまあだなあという感想。
モーツアルトで優勝はないなと思ったら、
優勝はラフマニノフの一番の協奏曲をひいた男性。技術点が評価された感じかな。
私はパガニーニラプソディーを弾いた女性がいいと思ったが、
審査員での評価は4人の中で最下位で入賞すらのがしていた。
しかし、聴衆賞はゲット。他の部門は聴衆賞と優勝者ってだいたい同じなのに、
ここまで評価に差異がでるピアノ部門というのもおもしろい。
ピアニストのキャリアとして聴衆賞って意味がないかもしれないけれど、
聴衆あってのピアニストだから彼女も満足かも、とか勝手に感じた。
そういえば、このピアニストが舞台にでるとき、指揮の飯森範親氏が彼女に
のだめカンタービレのようだ、とかいっていたのがちょっと笑った。
プロにまで浸透しているとはおそるべし。
今日は横浜のみなとみらいホールまで
タチアナ・シェバノアの「ショパンの秋」ピアノリサイタルを聞きに行く。
あいにくの雨で、外を歩いている人はまばらだったが、
バイキングを食べた横浜ワールドポーターズ内は
クリスマスシーズンということもあって、それなりににぎわっていた。
腹いっぱい食べて、ポーターズ内のショップを冷やかして時間をつぶし、
ホールに向う。
入り口には、ピアニストの体調により、プログラムが変わったお知らせがはっている。
OP10のエチュード全曲が楽しだったのだが、その代わりに即興曲全曲になっているようだ。
プロといえども、さすがにエチュード全曲はきついということだろうか。ちょっと残念。
いずれにしてもオールショパンプログラムで、
バラード第一番で始まり、舟歌、ワルツ、エコセーズ、前半のとりは英雄ポロネーズ
後半は多少渋くなり、即興曲全4曲、マズルカ、そしてバラード4番で締める。ショパンの後期がメインのプログラムである。
席は1階席前から2列目、でも、右のほうなのでピアニストの指はみえないが、音はたぶんいいだろう。
さて、バラードの第一番。実演でもいろんなピアニストの演奏に触れたが、
だれもが弾くように、ゆっくり目のテンポで始まる。
何度もくりかえされる第一主題は、でるたびにすこしづつ色彩がかわっていく。
たまに淡々と進むのは不満だが、この物語性にあふれた曲を楽しませてくれる。
中盤からスピードアップするところはさすがプロで、こういう風に弾けたらなあとため息がでる。
その後は舟歌。もちろん名曲なんだが、曲にあわせてこちらも船をこいでしまいそうだ。
ワルツは、作品64の3曲。
64−2などは何度きいても過去を懐かしむショパンの心情がでていて心をつかまれる。
繰り返し後に中声部や左のメロディに重きを置いた演奏になると、まったく印象が異なって聞こえる
技巧的にはそれほどでもないのに、ほんとにたいした曲だ。
最後は堂々と英雄ポロネーズ。音にメリハリがあって聞かせる演奏だ。
休憩後は即興曲全曲。
バラード、スケルツオよりはやっぱおもしろくないなと思うけど有名な幻想即興曲はやはりうまい。
マズルカってこれまであまり真剣にきいたことはなかったのだが32番は
思いのほか大曲で、ちょっと見直した。革命とかポロネーズの世界に近い重さがある。
最後は第4番のバラード。メロディーを繰り返しながらハーモニーを少しづつ替えていくというショパンの語法が
よくわかる演奏、最後はもっととばすかなと思うけど、そうでもない。
一番のバラードでもそうだが、このピアニストはスピードでねじふせるスタイルじゃないのだろう。
風邪がはやっているのが、そこいらで(というか私の席の後ろで)くしゃみが続くことや、ワルツやマズルカでピアニストが席からたっていないのに一曲一曲拍手するのも興ざめだが
演奏も聴衆も暖かい感じで、よいリサイタルだったかもしれない。
アンコールはチャイコフスキーの四季から2曲。
情感たっぷりで、トロイカは大人のトロイカって感じ。
タチアナ・シェバノアの「ショパンの秋」ピアノリサイタルを聞きに行く。
あいにくの雨で、外を歩いている人はまばらだったが、
バイキングを食べた横浜ワールドポーターズ内は
クリスマスシーズンということもあって、それなりににぎわっていた。
腹いっぱい食べて、ポーターズ内のショップを冷やかして時間をつぶし、
ホールに向う。
入り口には、ピアニストの体調により、プログラムが変わったお知らせがはっている。
OP10のエチュード全曲が楽しだったのだが、その代わりに即興曲全曲になっているようだ。
プロといえども、さすがにエチュード全曲はきついということだろうか。ちょっと残念。
いずれにしてもオールショパンプログラムで、
バラード第一番で始まり、舟歌、ワルツ、エコセーズ、前半のとりは英雄ポロネーズ
後半は多少渋くなり、即興曲全4曲、マズルカ、そしてバラード4番で締める。ショパンの後期がメインのプログラムである。
席は1階席前から2列目、でも、右のほうなのでピアニストの指はみえないが、音はたぶんいいだろう。
さて、バラードの第一番。実演でもいろんなピアニストの演奏に触れたが、
だれもが弾くように、ゆっくり目のテンポで始まる。
何度もくりかえされる第一主題は、でるたびにすこしづつ色彩がかわっていく。
たまに淡々と進むのは不満だが、この物語性にあふれた曲を楽しませてくれる。
中盤からスピードアップするところはさすがプロで、こういう風に弾けたらなあとため息がでる。
その後は舟歌。もちろん名曲なんだが、曲にあわせてこちらも船をこいでしまいそうだ。
ワルツは、作品64の3曲。
64−2などは何度きいても過去を懐かしむショパンの心情がでていて心をつかまれる。
繰り返し後に中声部や左のメロディに重きを置いた演奏になると、まったく印象が異なって聞こえる
技巧的にはそれほどでもないのに、ほんとにたいした曲だ。
最後は堂々と英雄ポロネーズ。音にメリハリがあって聞かせる演奏だ。
休憩後は即興曲全曲。
バラード、スケルツオよりはやっぱおもしろくないなと思うけど有名な幻想即興曲はやはりうまい。
マズルカってこれまであまり真剣にきいたことはなかったのだが32番は
思いのほか大曲で、ちょっと見直した。革命とかポロネーズの世界に近い重さがある。
最後は第4番のバラード。メロディーを繰り返しながらハーモニーを少しづつ替えていくというショパンの語法が
よくわかる演奏、最後はもっととばすかなと思うけど、そうでもない。
一番のバラードでもそうだが、このピアニストはスピードでねじふせるスタイルじゃないのだろう。
風邪がはやっているのが、そこいらで(というか私の席の後ろで)くしゃみが続くことや、ワルツやマズルカでピアニストが席からたっていないのに一曲一曲拍手するのも興ざめだが
演奏も聴衆も暖かい感じで、よいリサイタルだったかもしれない。
アンコールはチャイコフスキーの四季から2曲。
情感たっぷりで、トロイカは大人のトロイカって感じ。

