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ショパンのワルツ、マズルカ レッスン中
普段は隔週なのだが、今回は3週ぶり、
だからといってその分練習できているわけでもないのが悲しいが、
とりあえずレッスンに向かう。

本日のデザートは、チーズケーキとマンゴージュース。
この教室に通いだして早いもので半年だなあ、と思いつついただく。

さて、マズルカ41番から。
あいかわらず一回目の出来は悪いが、その後、何度か繰り返す。
・1拍目が強すぎなので、流れるように、あるいは2拍目を強拍に
・後半はもう少し歌う。ただスピードは落とさないほうがよい

そして、ワルツ第1番
・装飾音を軽く、その後の音はスタカートといえどももっと長く目立たせ
ここが、今回の集中レッスンポイント。
すぐに行き過ぎる小節ならごまかしもきくが、ここは割と長いパッセージなので、
きっちり練習。腕をうまく使うことも教わるが、なかなかすぐにはうまくいきません。

・最初の上行のメロディーはクレッシェンドで
・1拍目にアクセントがあるところは明確に
・左手の和音は軽く、スアカートぎみで一瞬でつかんで離す

とか、いろいろあるが、装飾音ができればいい感じなりそう、というところでレッスンは終わり。

自宅で練習しているとあまり感じないが、教室で弾くと荒が目立つのは毎度のこと。しかし、今日は
全体的にできがよくなくて、不完全燃焼。和音を弾いても響きがいまいち。
その日の気分とか体調とかが音になってすぐに現れる楽器だな、と実感した一日。

ピアノレッスン日記 | 【2007-06-27(Wed) 23:23:36】
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20世紀フランス音楽の色彩
藤原亜美ピアノリサイタル
浜離宮朝日ホール 

ドビュッシー 
夜想曲
映像第1集 水の反映〜ラモーをたたえて〜動き
映像第2集 葉陰をもれる鐘の音〜しかも月は廃寺に落ちる〜金色の魚

ジョリベ
5つの儀礼的舞踏

ラベル
夜のガスパール オンディーヌ〜絞首台〜スカルボ

初めてのホールなので、新橋駅に降り立ち、地図を片手に探す。
10分程度歩いて、それらしい場所を発見。
どうも朝日新聞社の中にあるようで、当然ながらガードマンがたっており、はいるとき多少緊張するも、すんなり入場できる。
(なんのためのセキュリティ?)
なかに、こじんまりしたホールであり、
入口でピアニストのCDを買うと、
帰りにサイン会があると教えてくれ、かわいい生徒さん?が、
親切にもサインしやすいようにCDの包装紙を開けてくれた。

今回の席は、ホールの中央部。近すぎず遠すぎないいい場所だ。
後方では、ビデオ撮影のセッティング中。
曲目から通好みになってしまったか、あるいは、
平日の夜ということもあってか、客はまばら。
ただ、その分聴衆のレベルの高く、集中できるリサイタルになりそうな予感がする。

で、前半は、ドビュッシーから。
夜想曲は初めて聴く曲のように思うが、これこそドビュッシーという音楽だ。
で、映像第一集。この曲集は、私のドビュッシー初体験の思い入れのある曲で楽しみ。
「水の反映」は、池とか湖に石を投げ込んだら、その波動がだんだん周囲に広がり
そして、波になったり収束したり、という感じかな、ドビュッシ得意の特有の世界。
ピアニストはそういう夢をみているような幻想の世界を丁寧に描き出す。
そして2曲目は、1曲目とは違って、不思議なメロディーのどこか異国の世界。
そして、3曲目。これまでと同じピアノか?というほど音色が違う。
ここまで無窮動なものでも音楽になってしまうのが、いつ聞いても不思議。
ミニマルミュージックの元祖だな。
聞く分には簡単そうだが、実は両手が狭い音域で重なるので弾きにくそう。
しかし、ピアニストは美しい技巧で弾きこなし、安心して夢の世界に浸れる
この次の映像第二集もよいが、個人的には第一集の変奏系なので、続けると
多少退屈してしまう。子供の領分とかにしてくれるとメリハリがあるんだけどな。

後半はCD発売記念ということでジョリベ。
これこそ始めて聴く曲。ピアニストも楽譜を見、めくりながらの演奏。
タイトルからは春の祭典ぽいものをイメージするが、
聞いて、ドビュッシーの遺伝子がここに続いているんだなあ、というのがわかる。
たまにおもしろいと思う部分もあるのだが、やはり一回聞いたぐらいでは
ちょっとわかりづらい音楽には違いない。
今回CDを買ったので家で復習をしてみよう。
最後はラベル。こちらは同じフランスものといってもわかりやすい。
ドビュッシーが夢の世界だとすると、こちらは怪談。
水の精もあっという間で、絞首台をはさんで、最後、スカルボも安定しきった演奏。
淡々としたクールな演奏だが、十分曲のイメージ通りってところだ。

アンコールはクープランとモシュコフスキー。
モシュコフスキーはCDで聞いて知っていたが、後半は速い速い。
淡々とした演奏に疲れてちょっとヒートアップしたのかも。
隣の人があまりのスピードに驚嘆の声をあげていたが、私も同感だ。

せっかくなので、サインをしてもらって帰途につく。
私の前のお年を召した方が、ピアニストにいろんな質問を延々としていて、
なかなか自分の番にならないのでちょっとイライラしてしまったが。。


コンサートレビュー | 【2007-06-19(Tue) 23:28:30】
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ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル
横浜みなとみらいホール 14:00〜

バッハ:イタリア風協奏曲
リスト:3つの演奏会用練習曲から  「軽やかさ」
    2つの演奏会用練習曲
ドビュッシー:版画
ショパン:舟歌
     夜想曲Op62
     24の前奏曲から第13〜24番

梅雨とは思えないほどの陽気のなか、再びみなとみらいホールまで。

土曜日の日中ということと、
ショパンコンクールの覇者といえども、まだまだ若手ということもあってか
カジュアルな出で立ちの若い方が多く、
とくにピアノを勉強している子供と親(先生?)という
組み合わせもちらほら見える。
ブレハッチは、ブーニンのときや、前回のユンディほどのブームにはなっていないが、
ツインマーマン以来のポーランド人優勝者というだけでも、期待は高まる。

さて、まずはバッハから。
ちょっと早めのテンポで、さくさく進む。
途中、内声が強調されているところは意外感があるが、優等生的演奏。
そして、リスト。
ビルトオーゾだから曲目にいれたと本人がいうだけあって、目のさめるような
テクニックだ。実演でここまで弾けるというのはたいした度胸だ。
そして、前半最後は、ドビュッシー。
これまでの演奏からのイメージどおり、非常にクリアなドビュッシー。
ドビュッシーだから、なんとなくもやのかかった演奏でもよい、というわけでもないけれど、
ドビュッシーらしくないなあ。。というところ。
途中で拍手されないため、というわけでもなかろうが、
この版画3曲は、曲間が短く、そのため、この3曲全体として一つのストーリを構成している
ように感じられた。
たとえば、スペインに滞在したときの朝昼夕べみたいなところ。
ただ、最も有名な3曲目の「雨の庭」はあまりに早くドライすぎてエチュードみたい。

で、後半はメインのショパン
舟歌、そして、ノクターンと夜曲系が続く。
聞いていて、ちょとものたりなく感じるのは、明るすぎるからかもしれない。
軽いわけではないが、曲に潜む重い感情があるだろうにと思う。
そして、前奏曲から後半。さすがにハ長調からはじまらないのは違和感があるけど、
さくさくとすすみ、ほとんどノーミスで、あっという間に終曲。
16番などキーシンのCDだと鬼気迫るものがあるけれども、ブレハッチ
そういうのはあまりないのが、ちょっと物足りないが、これはこれで。

アンコールはショパンのマズルカ、「子犬」とモシュコフスキの花火。
このマズルカ11番が心にしみいる出来で、感心した。これは家に帰って弾いて見なければ。

コンサート終了後、ホールから少し歩いたところの展示ホールで
ピアノの展示会がやっていたので無料のようなのでのぞいてみる。
すると、アンケート回答後に、店員がついて、展示しているピアノの指弾をすすめてくる。
周囲がうるさいのがネックだが、たしかに高いピアノはよい音がするし、
鍵盤もすべらないのでいいのはわかるが、100万近い買い物を
そうそう簡単には決められないので、カタログをもらって退出。
たぶん、この後、アンケートをみて、電話でセールスされることになるんだろうな。

コンサートレビュー | 【2007-06-16(Sat) 23:01:19】
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N響 プレミアムコンサート at オペラシティコンサートホール
今晩もコンサート
今回は職場の友人からもらったチケットで。
いつもの大量のちらしから、いきたいけど、平日だからいけないともったいないので一旦あきらめていたコンサート。棚ぼただが、ありがたくもらってでかけることにした。

指揮:広上淳一
ピアノ:児玉 麻里・児玉 桃
チェロ:藤森 亮一
オルガン:ギラン・ルロワ
管弦楽:NHK交響楽団

サンサーンス
組曲「動物の謝肉祭
チェロ協奏曲第1番
交響曲第3番オルガン付

久々にオペラシティ。
ホールのある初台という駅は、京王線新宿から各駅停車でも止まらないので
一旦笹塚にでて、また新宿に戻る感じの電車に乗り換えたため、思いのほか時間を食ってしまい、
駅からホールまで走りに走って、19時公演ジャストに到着。普段体を鍛えているつもりでもこの鼓動はやばい感じ。

席は前から4列目。舞台を見上げるようなところ。
案の上、室内楽バージョンの「動物の謝肉祭」は、前列の弦楽器はみえすぎる位だが、
後ろにいるだろう、管やピアノはまったく視界に入ってこないのが残念。
もらった席とはいえ、ちょっとトホホな席。(でもS席8000円なのだが・・・)
自分の鼓動がまだうるさいうちに、曲がはじまってしまう。
全体的にもソロももちろんうまいし、舞台裏からかっこうが聞こえるような演出も(たぶんスコアにそう書いているんだろうけど)
楽器それぞれが登場動物が会話している風であり、
水族館の神秘的な響きに鉄琴を効果的に扱っていることも発見させてくれる。
しかし、もっとウイットというか、しゃれっけがあってもよい曲だが、さすがにN響はまじめな演奏だし、ピアニストも無理に下手にはひけないようだ。

次はチェロ協奏曲。
控えていたオケのメンバが登場し、チェロがドーンと正面に控えているのは圧迫感がある。
指のポジションをどうやったらあーなるのか、素人目にはわからないが、
せっかくの正面の席なので、ずっとソリストの指を追っかけていた。
サンサーンス特有の軽さも感じることのできる安定感のある演奏。
名曲だが、サンサーンスの協奏曲は、ピアノやバイオリンのほうがいいかな。

で、後半はオルガン付。この曲の生演奏に触れるのは久々だ。
静かな序奏のあと、不安定な拍子にのってメロディーが現れ、
そして、少しづつ力強く、ダイナミックになってくるのだが、
弦がしっかりささえ、木管も金管も乱れずにはいってくる。
なんだかフランクみたいに聞こえるが、しっかりした演奏で、大音量でもばらばらにならずうまい。
で、第一部後半。オルガンは普通。(この曲、オルガニストがどこまで大変か想像できないのだが)
第二部のスケルツオも第一部の前半を彷彿させる熱気のこもった演奏。
しつこく繰り返される主題もトリオも手抜きがないなあ、と思っていたらそろそろ第二部後半。
こちらも壮大な音楽。金管も打楽器もおもいきりがある演奏だったし、
解釈としても、循環形式らしく頭のメロディーをはっきりだしてくれたのもよい。
返す返すも、自分の席からは弦しかみえないのは惜しいところだったが、
受け止めきれないほどのオーケストラの音の洪水を浴びることができたのはある種の快感だ。
ブラボーと拍手にもかかわらず、アンコールはなし。

終演後、地下のレストラン街をぶらつくとコンサートチケットで700円でステーキに
ありつける店があったので、それで夕食とした。
薄味、少量だが、遅い時間に食べるにはこれでよいだろう。


コンサートレビュー | 【2007-06-07(Thu) 23:12:44】
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華麗なる大円舞曲
あっという間にピアノレッスンの日。

速攻で退社し、
ピアノ教室についたら、中学生?くらいの女の子がレッスン中。
チェルニーや、モーツアルトのトルコ行進曲が課題のようだ。
イ長調の右手のオクターブで「指を広げる練習」をしましょう、
とか会話が聞こえてくる。

ケーキと麦茶をいただきつつ、自分の番を待つ。
梅雨のような、体がべとべとした感触なので、麦茶が心地よい。

で、私の番。まずはショパンマズルカ37番変イ長調から。
直前練習はあまりできてはいなかったが、まあまあの出来。
後半ちょっとミスがでたが、物をいっている演奏でよかった、ということでこの曲は終了。

引き続き41番嬰ハ短調。こちらは
・左手3拍目が休符の場合とそうでない場合をはっきりわけて弾く
・中間部から後半にはいるところはフレーズをきる
・休符のフェルマータはしっかりとる
・後半、メロディーに合の手がはいるところはフレーズをきる
などなど注意され、左手に注意をしながら再度弾く。
すると、右手のフレーズ感がお留守になってしまうのが痛い。

次に、ワルツ第1番<華麗なる大円舞曲>をはじめてみてもらうことに。
とりあえず最後まで通しでひく。と、
・スタカートがうまくきれない。
これは、電子ピアノで練習していると、陥りがちなことらしいが、
こういわれると、そろそろ本物が必要かなあ、とか思ってしまう。
・テンポがゆれすぎなので、拍をきちんと数える
・繰り返されるメロディーが、1拍目から始まる場合と、2拍目から始まる場合が
混在しているので、楽譜のスラーを頼りにそのとおりひくこと
・スタカートでpでクレッシェンド、スターでデクレッシェンド
・途中の付点の扱い
などなど、楽譜に書いている表情記号を注意される。
耳たこの曲なので、覚えたまま弾いてしまうので、こういう細かいところに神経がいかないのだ。
まずは、きっちり楽譜にあたらないといけない、ということなんだろうな、と反省。
しかし、変ホ長調のこの曲、ピアノでひくと、ピアノの響きが非常に美しく、
弾いていてかなり気持ちよい。普段の練習だと、長くて途中で飽きてしまうのが嘘のよう。
調性の不思議というところを実感するひとときだ。

ピアノレッスン日記 | 【2007-06-06(Wed) 22:26:25】
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ブラームス ピアノ四重奏曲第一番
めずらしく朝から車で近くの喫茶店にいき、モーニングセットを頼む。
このところ世の中から喫茶店なるものが激減しているが、
たまには心地よいソファで新聞読みながら、トースト、ゆで卵、コーヒーというのも落ち着くのか意外に客が多かった。
(以前夜にきたときには閑古鳥がないている感じのところだったが)

その後は、いつもの休日どおり、
ピアノの練習と、ジム通いという趣味人な一日をすごす。
ピアノは、レッスン中のマズルカに加えて、ショパンのワルツ第一番を集中練習。なんとかさまにして次回のレッスンにもっていきたい。
曲の構造も技巧的にも難しくはないのだが、最初から最後まで一環してワルツしている曲なのでその気分を維持したまま弾きつづける、
というのが課題のように思う。長い分、途中でだれてくるのだ。

夜に、タワーで買ったブラームスのピアノ四重奏曲を聴く。
ブラームスのピアノ付の室内楽といえば、何はさておき五重奏曲だと思うが、
こちらも十分魅力的。五重奏曲に比べて多少軽い分、聞きやすさではこちらのほうが上かもしれない。
アルゲリッチのピアノは毎度のごとく瞬発力があり、
弦軍団も、それに負けないほど情感のこもった演奏をしているので非常に緊張感があるアンサンブルだ。
とくにフィナーレなんて、お互いにあおっていて、これこそ丁々発止といえる演奏だ。ブラームスってときおりこういう曲を書いている。

CDレビュー | 【2007-06-03(Sun) 23:05:36】
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みなとみらいでロシア三昧
ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナル管弦楽団

チャイコフスキー:イタリア奇想曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(ソロ:上原彩子
ショスタコービチ:交響曲第5番「革命

14:00〜 横浜みなとみらいホールにて

久々に桜木町に降り立つと、駅前は結構な人出。
この人間の多さは、選挙演説や、募金活動のせいではなく、
昨日今日と開催される横浜開港記念イベント−
夜には花火もあがる−からのようだ。そのためか、ゆかた姿の女性もちらほらいる。
暑くなったり涼しくなったりしているが、夏が近づいているということだ。

動く歩道と、延々ショッピングモール内をあるいて、みなとみらいホールまで。
もう少し駅から近いとありがたいのだが。
A席(12000円)で、1F席のほぼ最後列だが、割と見晴らしがよい。
当初はプログラムになかったが、1曲目にチャイコスフキーを演奏してくれるようだ。
チャイコスフキー、ラフマニノフ、ショスタコービチと
ロシアの正統派を三代、ロシアのオケで聞けるというのはうれしいコンサートになりそう。

ホールの入りはもう一つで、数列前とかはだれもすわってないなあとか思っていると、
一曲目のチャイコスフキーがはじまった。
冒頭の金管ソロから自己主張の強い、しかも安定した音程にまず驚く。
その後、弦がはいるとフルオーケストラがホール内に響く響く。
国内オケだととこうはいかないなあ、と圧倒的な差異を感じる瞬間だ。
その後の木管のソロも負けていない。
この曲自体はイタリアに滞在したチャイコフスキーの楽しい気分の自由な構成の曲だが、
非常に丁寧な演奏なので、小交響曲のような錯覚さえする。
曲が終わった瞬間、会場のそこここで聞こえるためいきやざわめきは、
だれもが同じような満足感を得たということなんだろう。

で、ラフマニノフ。最近は有名な2番より、3番が演奏会にのるほうが多い気がする。
最初のユニゾンはあっさり目にはいるが、その後のピアノのソロがよどみない。
ただ、オケがなりすぎるので、ピアノが弱音のときは音がきこえないのが難。
(と思ったが、休憩中、ピアノが力強いといっている感想が聞こえてきたから
座席にも関係があるのかもしれない)
1楽章、3楽章でオケとの入りが乱れたたのも惜しい。
しかし、この長大で、構成も技巧的にも難しい曲をここまでまとめているのはたいしたもの。
なんといっても彼女のテクニックが圧倒的にすごい。ミスもないし、乱れもない。
チャイコフスキーコンクール第一位というのはだてじゃない。
技巧的には、以前生で聞いた小山実稚恵さんよりうまいかも。
あとは、ダイナミックスかなあ。でも、こちらもブラボーの嵐だ。

休憩をはさんでショスタコービチ。この曲は生できくのは初めてだが、
お国物だし、オケがうまいのはそれまでの曲でわかったので、その期待にこたえた演奏。
深刻な重い曲なので、アンサンブルがうまいというだけじゃ物足りないのだが、
第3楽章のラルゴなど、こちらまでその深刻さが直接伝わり聞いていて息苦しいほど。
第4楽章の勝利の行進の部分も、冒頭のラッパのファンファーレがちょっと遅めだったので
このスピードだとちょっとなあ、と感じた瞬間に、予想以上にスピードアップ。
で、この調子で最後まで盛り上がる。あまりの音圧に圧倒されながらも、乱れない演奏。
プレトニョフの指揮も全然乱れず、どこまでも冷静なのがショスタコらしくて怖い。
終わった瞬間に隣の人がブラボーをいっていた。国内オケとはレベルが違う。

アンコールはヨハンシュトラウス。ちょっと緊張がほぐれ、もう一曲は、
ハチャトリアン。こちらは打楽器の勢いにのせて、オケも客席も大いに盛り上がった。
こういうのをきくと、若いオケなんだなと思い出させる。
このオケ、ロシア史上初の民営オケということだけれど、演奏レベルの高さから、
ロシアの懐の深さ、層の厚さがうかがいしれるというものだ。


コンサートレビュー | 【2007-06-02(Sat) 22:55:10】
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異動かあ
今日から6月。
出勤直後に社長室によばれ、社内異動の辞令をもらう。
新部門でのプロジェクトはデスマーチになりそうな予感で、朝からブルーな気分。

その晩は部門の新人歓迎会だったが、
手回しよく、私の送別会も兼ねることになった模様。
会費5000円がただになったのはありがたいことだが、
部課長よりも長く、18年も在籍していた部を去るというのに、なんとも軽い扱いに一人苦笑いだ。

宴会から帰宅したら、NHKで4月の別府のアルゲリッチコンサートの録画をやっていたので、
アルゲリッチのバルトークの3番だけ結局通しで聞いてしまう。
臨場感は欠けるものの、テレビのほうがバランスよく聞こえてしまうのは仕方ないにしても少し悔しい気分ではある。


日記 | 【2007-06-01(Fri) 23:50:54】
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